はじめに
はじめまして! ララダと申します。
このブログでは最新の小説を読み漁って、面白い小説は「おもしれー!」と手放しで褒めちぎり、つまらないものは容赦なく「超つまらん!」と叩き潰すという趣旨で作られる読書批評です。
さて、こんなブログを立ち上げようとした僕なりの経緯があるのでお話したいと思います。
僕はとある古書店の店員として5年ほど働いており、
これまでたくさんの本を見て、読んで、買い取りをして、売ってきました。
しかも、現在は店長職に付いており、どうしても本=商売道具に見えてきている現状です。
古書店で扱うのは中古本です。
そして中古本を売っても作者に直接的な利益はありません。
自分の仕事には当然プライドもあるし、大好きな仕事ではあるのですが、
やはりどこか後ろめたさのようなものがないか?といえば噓になるかもしれません。
現在、新刊本の市場規模は年々下がり、下げ止まりがあるのかすら不透明な状況です。
そんな中でも毎月のように新作小説は作られ、消費されています。
多くの新作が作られる中で当然、あたり/はずれはあります。
個人的な感想ですが、久しぶりに小説を読んだ人がこの「はずれ」を引いてしまうと、またしばらく読書から遠ざかってしまうーーそんな現象があるような気がしてなりません。
そこで僕はそんな事故のような出来事に多くの人が巻き込まれないように先に最新作を読み、勝手ながらオススメできるのか、できないのかをジャッジさせて頂くという形で日頃お世話になっている出版業界に恩返しがしたいと考えているわけなのです!
余計なお世話だという声が聞こえてきそうですが、
半分以上は単なる趣味による読書感想文です。
固い文章ではなく、居酒屋で友人と話すような気軽な感じでやっていこうと思います!
少しでも購入の参考になれば嬉しいです。